2023/06/21 14:38

週末お邪魔したお宅の床の間に「沙羅双樹(サラソウジュ)」の枝が生けてありました。

これは誰もが一度は聞いたことのある平家物語の冒頭の「祇園精舎の鐘の声…」に登場する花です。お釈迦様に関係の深い聖木とされていますが、日本のこの花は本当は「夏椿」なんだそうです。

沙羅双樹によく似た夏椿を寺院などに植えたのが始まりとの説があります。

可憐な白い花は日本に初夏を告げるように咲く今が見頃です。